冬晴れ。風が冷たく頬に突き刺さるよう。
畑仕事も完全防寒支度で作業をしている状態です。
そんなこんなして、ふと上を見上げると柚の木になんと未だ実が採り残されているではないか。柚のことなどと~んと忘れていました。届かない上の方は後でと思っていたのです。
作業を中断して柚の収穫にとりかかることに。
相当の高木で、高枝切り鋏でも届かず脚立をも使ってやっとのことでほぼ採り終えました。
放りっぱなしの柚の木なので、伸び放題なのです。それだけでなく、実はすす病で黒くなっているもの、でこぼこの皮、しかも霜で傷んでしまっているなどなど、柚にとってはお気の毒な状態。
でも柚の香りだけは健在です。採っている間も香りが辺りに広がって、なんとも言えない気持ちになるのです。
柚の利用方法はたくさんあります。
未だ青いういちに収穫し、布などで汚れを拭き取って、そのまま冷凍にしておきます。使う時は凍ったまますって食材に散らします。
青い方が香りは良いように思います。
実が大きくなって黄色くなったものは、半分に切って中をくり抜くと重ね易く冷凍庫も場所をとりません。
冷凍の他に、柚みそ、マーマレードにして保存しています。