このところ天候に恵まれず、なかなかできなかった切り干し大根にようやく着手しました。
大根は、漬け物名人の叔母からいただいたもの。
叔母の住んでいる所は九十九里。良質の土で大根をはじめ芋、野菜類は最高。
勿論土質だけではなく、野菜作りは名人級です。
こちらの土は粘土質で、米づくりには適しているのですが、
大根や芋類は大きさ形などが貧弱のでき具合なのです。
そんな訳で毎年、大根とさつまいもはお声がかかると、待ってましたとばかりに
勇んでいただきに行くのです。
さて大量にいただいた大根は,煮物に漬け物に、そして残りを切り干しにします。
切り干し大根は、日光と冬の冷たい気温で甘みを増し、美味しさは市販されている物とは
格段の差があります。
大根の切り方は、カッターで薄く細かく切るよりも、包丁でやや厚めに切ったほうが乾燥した時に
ちりぢりにならずにすみます。歯ごたえもあり、大根そのものの存在感もしっかり味わえます。
写真の後方右側の茶褐色になっているのは、1週間前から干しているもので、
雨や曇りがちの日が続いたため、乾燥が遅れています。