キャンプサイトのもみじがやっと紅葉してきました。
でもこのところの気温で、霜などで葉先が傷んでしまい早じまいの様。
今年の気温もやはり異常現象の感。
サイトには4本のもみじの木がありますが、このキャンプ場を開くに当たって、
サイトとサイトの間に、元オーナーの義父と義母が植樹したもの。13年前になるでしょうか。
当時、山林を潤っていたヤマモミジやヤマツツジ、ヤマザクラ、カクレミノなどが乱獲される状況が続き、
それに嘆いた二人が自所の山から掘り出して来て植えたものです。
今は、山に行くときれいに咲いていた花木等は皆無状態です。情けないですね。
楚々としてやさしいオレンジ色のヤマツツジのまるで夕焼けのような山あいは懐かしい光景に終わってしまいました。
群生して目を和ませていたクマガイソウやジエビネも、全く姿を消してしまいました。
自然は共有といえども、自然を守る最低のルールはもってほしいもの。自然を愛するものは人をも愛す!
このもみじの間から差し込む陽光は「優しさ」そのものを与えてくれています。
四季を通して、もみじの下にいると心が洗われるような心地よい気分になるのです。