ブルーベリーの品種

ブルーベリー
場内では300本ほどのブルーベリーを栽培しています。
春には可憐な花をつけ、夏には甘い実を食し、秋には紅葉が楽しめるなどとても魅力ある果樹です。
ほとんどが3年~4年の苗ですから、摘み取りを楽しんでいただくには後2、3年
は必要です。木の樹勢をつけてから実を成らすようにしています。
ブルーベリーには主にハイブッシュとラビットアイの種類がありますが、当内はラビットアイが中心です。
比較的土壌環境に適応しやすいのと、温暖な気候に適しているからです。
ラビットアイというと、以前にはティフブルー、ホームベル、ウッタードの3種でした。
ティフブルーは中玉ですが他は豊産性ながら小粒。特にウッタードは黒ずみやすく食にはやや不適です。
最近では多くの品種が改良され栽培の楽しみがぐ~んと増えてきました。
今栽培しているのは3種の他に、バルドウィン、ブライトウェル、
クライマックス、ディライト、メンディット、フェスディバル、ブルージェム、コースタイル、ブルーシャワー、
サンシャインブルーなどで、ハイブッシュに劣らず果実は大きく、甘さも最優です。
中でもティフブルーは樹勢が強く、丈夫で受粉木としても重宝しています。4割がティフブルーです。
ブルーベリーは、一度植えると普段の手入れは必要なく、害虫にも強く育てやすい果樹です。
1月~2月の剪定と肥料のみで十分です。

ブルーベリーにマルチング

マルチング
ブルーベリーにチップ堆肥でマルチング作業をしました。
300本ほどのブルーベリーを植えていますが、冬場の保温と夏場の乾燥防止に
マルチングは大切なのです。
又マルチングすることによって、雑草も生えにくくなってきます。
やっと200本終了。残りは来年に回すことにしました。

堆肥の中からイモムシがごろごろ

イモムシ
朝からぽかぽか良い天気。
ブルーベリーのマルチングにと堆肥運びをしたところ、出てくるは出てくるは
その堆肥の中からイモムシが。寒いものだからみんな丸くなって。
丁度遊びにきていた孫(1歳9ヶ月)に見せると、怖がるどころか
手でなでなでしながら、興味津々。にこにこと、触った手の感触を
見せてくれるのです。
これが「カブトムシ」だってことがわかるのは、いつなのでしょうか。
きっと近いうちに「カブトムシ」に夢中になるのでしょうね。
今日のイモムシの捕獲は30匹ほどでした。捕獲といっても、一時的に宿を提供するだけなのですが。
成虫になると、いつものことながら蜜を求めて飛び去って行きます。それも自然の摂理なのですね。

日向ぼっこ

おばあさん
貴重な晴れ間を利用して日向ぼっこと決めたのは87歳のオババ。
日向ぼっこをしながら新聞を読むというより見るのが大好きなんです。
眼鏡もかけずに、見えるのかな~。
でも、「この世の中、どうなっちゃたのかねエ~。」
何を見てかはわからないが、政治・経済には昔から関心があるのです。
オババ流辛口コメントは今でも健在です。
このオババ、この辺りではただ者ではないんです。
米作りは品質、収量とも右に出る者がないくらい。菜花もいち早く取り入れ最近まで出荷していました。
その他、筍、花蓮、フキなど精力的でした。とにかく貪欲に働き者。人に負けるのが大嫌い。
だから今はゆっくり、のんびりと体を休めて過ごしているのです。

切り干し大根づくり

切り干し大根
このところ天候に恵まれず、なかなかできなかった切り干し大根にようやく着手しました。
大根は、漬け物名人の叔母からいただいたもの。
叔母の住んでいる所は九十九里。良質の土で大根をはじめ芋、野菜類は最高。
勿論土質だけではなく、野菜作りは名人級です。
こちらの土は粘土質で、米づくりには適しているのですが、
大根や芋類は大きさ形などが貧弱のでき具合なのです。
そんな訳で毎年、大根とさつまいもはお声がかかると、待ってましたとばかりに
勇んでいただきに行くのです。
さて大量にいただいた大根は,煮物に漬け物に、そして残りを切り干しにします。
切り干し大根は、日光と冬の冷たい気温で甘みを増し、美味しさは市販されている物とは
格段の差があります。
大根の切り方は、カッターで薄く細かく切るよりも、包丁でやや厚めに切ったほうが乾燥した時に
ちりぢりにならずにすみます。歯ごたえもあり、大根そのものの存在感もしっかり味わえます。
写真の後方右側の茶褐色になっているのは、1週間前から干しているもので、
雨や曇りがちの日が続いたため、乾燥が遅れています。

植木の刈り込み

植木
12月半ばともなると、1年の締めくくりとしていろいろ忙しくなります。
最も大変なのは、植木の刈り込みです。
低い木や生け垣などはまだいいのですが、高木となると12尺の脚立でも歯が立ちません。
今年中に全て終わるかどうか心配ですが。

まだ残っていた渋柿

渋柿
午前中少し日の差す時間もあったのですが、今日も曇り空。
そんな天気にはお構いなく、残っていた渋柿はほとんど鳥の餌食になってしまっていました。
かき集めてやっとざる1杯分。つるし柿にしようと思います。
前回の干し柿は大体できあがり。ただ1/4ほどはカビが生えてしまい堆肥に。
温度や湿度が高いと青カビが生えやすく、管理が大変なのです。
また干し柿にも鳥が狙っているので、鳥よけの網をかけるなど苦肉の策を。
きれいに仕上げるためには、日中のからっとした天気と朝夕の冷え込みが必要なのです。
週末から天気がいいようなので、お天気と相談しながら皮むきにとりかかろうと思っています。

大屋根の母屋の重み

母屋(古民家)
管理棟と同敷地内にあるこの母屋は、移築130年ほどのいわゆる「古民家」です。
現主で3代目。30年程前までは、屋根は藁葺きでした。
随所に太い柱と鴨居でこの大屋根を支えてきているのです。
庭にある植木はほとんどが50年~100年以上の古木。
大屋根も樹木も、ずっと「宮原(屋号)」を見守ってきたのですね。と思うと、
歴史の重さをつくづく感じるのです。
昔から「米づくり」を中心の純農家でしたが、家主も歳には勝てず
農業を断念せざるをえなくなりました。
89歳と87歳の老夫婦は、大屋根の下で仲良く隠居生活を送っています。

もみじの紅葉そして「優しさ」

紅葉"
キャンプサイトのもみじがやっと紅葉してきました。
でもこのところの気温で、霜などで葉先が傷んでしまい早じまいの様。
今年の気温もやはり異常現象の感。
サイトには4本のもみじの木がありますが、このキャンプ場を開くに当たって、
サイトとサイトの間に、元オーナーの義父と義母が植樹したもの。13年前になるでしょうか。
当時、山林を潤っていたヤマモミジやヤマツツジ、ヤマザクラ、カクレミノなどが乱獲される状況が続き、
それに嘆いた二人が自所の山から掘り出して来て植えたものです。
今は、山に行くときれいに咲いていた花木等は皆無状態です。情けないですね。
楚々としてやさしいオレンジ色のヤマツツジのまるで夕焼けのような山あいは懐かしい光景に終わってしまいました。
群生して目を和ませていたクマガイソウやジエビネも、全く姿を消してしまいました。
自然は共有といえども、自然を守る最低のルールはもってほしいもの。自然を愛するものは人をも愛す!
このもみじの間から差し込む陽光は「優しさ」そのものを与えてくれています。
四季を通して、もみじの下にいると心が洗われるような心地よい気分になるのです。

我が工房の招き猫

キャンプ場の猫
工房内を我が物顔で飛び回っている2匹の猫。クロとヒメです。どちらも女の子です。
看板猫と言いたいのですが、何せ勝手者でしかも人見知りなもので、来客には姿を見せません。
野原を駆け回ったり、木に登ったり自然児そのもの。田舎者で人にはとてもシャイなのです。
クロ(写真手前)は7年前、親しくさせていただいている「実谷オートキャンプ場」に捨てられていたのを
連れた来たものです。よって年齢は不詳です。歩く様子はのっしのっしとまるで熊のよう。
しかし人見知りの激しい子で、人が来ると逃げ足の速いこと。
ヒメ(後方)は5年前に娘が友達からもらってきたもので、生後3ヶ月だったかな。
クロよりはまだフレンドリーです。狩り本能があって、よくモグラ、鳥、カエル、ネズミなどあらゆるものを
つかまえてくるのです。とくに食べるでもなく、ただただ狩りを楽しんでいるようです。
大変身軽で、高い木のてっぺんまで一気に登ってしまうほど。
猫社会にも上下関係があるようで、ヒメはクロにはほとんど無抵抗。年齢の差、体重の差なのでしょうか。
しかし食べる時だけは、ヒメは譲りません。クロも一歩引いていますね。子供を先にというクロの
母性本能なのでしょうか。
一般にクロとヒメは仲良しです。寝るときはいつも重なって丸くなっています。
本当は「クロ&ヒメ」で看板にゃんことしたいのですが。
せめて「招き猫」で、ちょこんと受付前にでも座っていてほしのですがね。