晩秋の候、今日は本当にいい天気。外での作業もはかどります。
畑の野菜への肥料やりやら、草取りなど1日気持ちよく仕事ができました。
仕事の合間にキャンプ場内を見回ると、
場内の木々が紅葉し始めているのに、しばし釘付けになりました。
ブルーベリー畑を囲むドウダンツツジは紅葉真盛り。
ブルーベリーも未だ3年生ですが、一人前に紅葉してきています。
後方の杉林(フリーサイトになっている)の緑ともマッチして、思わず写真に取り込んだ次第です。
今や社会問題となっている「いじめ」や「自殺」。もしこの自然の中にどっぷり浸って生活をしていたなら、
このような問題は解消されるのにとしみじみ思うのです。
ブルーベリー&ブラックベリージャム作り
昨日からの雨で、外での作業は中止です。
工房内でジャム作りをしています。
夏の間に収穫したブルーベリーとブラックベリー(合わせて6キロ強)を冷凍にしておいたのを
グラニュー糖を入れて一晩かけて解凍しました。
※砂糖かグラニュー糖かとなると、ジャムにはグラニュー糖がいいようです。経験から、
味に円やかさと上品さが出るように思います。
砂糖の量は、果実の重さの1/3~1/2が適当です。
砂糖を加えて置いておくのは、水を出すこと。そうすれば、水を加える必要がありません。
<ジャム作り>
①果実を大鍋に入れて中火で煮る。
②焦がさないように時々かき混ぜる。
③アクを丁寧にとる。
④30~40分程で火を止める。
※ここで私は2つに分けます。1つはソースに。もう1つはジャムに。
前回(8月)にはストローベリーも入れてミックスジャムにしました。
今回はソースにもします。ソースの場合はこれで終了。
⑤ジャムにする場合は水分がなくなるまで更に煮詰める。
※ソースよりも焦がさないように特に注意を払うこと(煮詰め続ける場合は弱火にしたほうが)。
アクがなくなるまで丁寧に取り除くこと。
水分がなくなるまでとなると時間もかかるので、何回かに分けて煮詰めます。
時には2~3日かかることも。
⑥熱いうちにビンに詰めて保存する。
※常温で長期保存する場合は、
①ビンと蓋を5分ほど煮沸消毒をしておく。
②ジャムは熱いうちにすり切りに詰め、蓋をしっかり閉める。
③蓋を下に(逆さまに)して30分程放置する。(冷めるまでそのまま放置しておいてもよい。)
④水につけて冷ます。
というわけで、ジャム作りは2~3にちかかるでしょう。
ブラックベリーは酸味が強いので、酸味の少ないブルーベリーと一緒にするとレモン汁を加えなくても済みます。
ブラックベリーのぶつぶつ感はたまりませんね。
干し柿作りの時期です
夜も冷え込んでくるこの時期が干し柿作りに最適なのです。
場内のあちこちに渋柿の木が点在していて、しかも高木になってしまっているので、採るのに一苦労です。
以前までは外房の浜の人達が海産物をもってきては、渋柿と物々交換をしていたものです。
お正月に向けて干し柿を作るのが恒例になっていたのです。だから貴重なものなのですね。
今では前ほどではありませんが、それでも何人かは毎年採りにきます。
好きなだけどうぞと。
漬け物名人の叔母は、剥いた皮を干して漬け物に入れると味に甘みと円やかさが出ていいと重宝しています。
なるほど叔母の漬け物は最高です。
さて干し柿も2週間もすると、甘みが出て食べ頃になります。
柔らかくて美味ですよ。
もっと置くと白く粉が噴いて更に甘みが出てきます。それを
保存食にしていくのです。
あけびの最終収穫
鳥から逃れたあけびの最終収穫です。
でも、鳥にも感謝です。鳥からはき出された種はあちこちで実るのです。
場内でもあけびは確実に増えています。
ところで、あけびの皮結構いけますよ。ちょっと苦みはありますが、
薄く皮を剥いて天ぷらにしたり、肉詰めにして煮たり焼いたりと、ちょっとした酒のつまみになります。
11月ともなれば、あけびの葉もそろそろ落葉となります。
落ち葉を集めて腐葉土を作るのもこれからの仕事なのです。